◆アニメ「はなかっぱ」10周年!◆

初年度に出演者の皆様にサインをいただきました。家宝です。


いつもEテレアニメ「はなかっぱ」をご視聴いただき、ありがとうございます。
本当に早いもので、この4月から放送10年目に入りました。

大変嬉しいことに、「はなかっぱ」は放送開始当初よりEテレ内では常に
最上位の視聴率とスタッフの方に伺いました。放送の時間帯に恵まれた面も
ありますが、何よりもこれまで500話を超えるエピソードを、高い品質で
作り続けていただいた制作スタッフの方々の超人的パワーのお陰であり、
また再放送が多いのにも関わらず、辛抱して視聴し続けていただいた皆様の
お陰であります。本当にありがとうございました!

やすみ哲夫監督、のなかかずみ監督のお2人には、2007年に
「まめうしくん」というアニメで一年間お世話になり、私も制作現場でアニメに
ついて、多くを勉強させていただきました。
「はなかっぱ」は、それよりも前(2005年頃)に始まったプロジェクトで、
キャラクターを一から作るというものでした。大御所であるアニメ監督に
直接声を掛けていただくという幸運、しかし作品が実際に動画になるまでは
多くの時間を要しました。
絵本の展開や新聞連載を続けながら、その時期を待つ状況が続きましたが、
2008年に放送の予定が(急遽)決まり、大急ぎで制作が始まります。
やすみ監督からは最初のミーティングで「花を咲かせる時の歌」
「敵キャラと、奪いたい花」「10人ほどの同級生と、学校の先生」等々の
リクエストがありました。私もかなり混乱しながら、多くの案を出させていただき、
新キャラの造形や名前、色彩や性格設定、はなかっぱの家や街並み等の背景画が
次々に決定していく様子を興奮しながら眺めていました。声優の方々も驚くほど
豪華な布陣で、初年度150話の制作が始まったのです。

開始当初から「これが10年続くといいね〜」と皆で話し合ってきましたが、
まさかそんな日が来るとは。本当にありがたいことです。

ところで、「はなかっぱ」は、私の創作活動の集大成という思いがあり
(スタッフの方にはあえて明言はしませんでしたが)それまで描いてきた絵本の
主役たちを少し形を変えて出演させています。
「はなかっぱ」は「へんしんトンネルのかっぱ+たまごにいちゃん」、
「ももかっぱ」は「たまごねえちゃん」、「カラバッチョ」は「パンツぱんくろう」、
「やまのふじ」は「まめうし」、などです。
そんな思い入れのあるキャラクターたちが、ほぼ毎日、元気に動き続けている
実感が持てないまま10年目に入りました。
これからも末永くよろしくお願いいたします!

                 2019年4月1日  あきやまただし


(ちなみに「Wikipedia」がすごいことになっています。どなたが編集しているのか
関係者にも全くわからないそうですが、読み応えがありますので熟読していただき、
皆さんも是非はなかっぱ博士になってください)



◆絵本ライブのお知らせ◆


夏の絵本ライブは全て無事終了しました。特に那覇市の図書館ライブでは
1000人近くの参加があり大変盛り上がりました。久しぶりの講演でしたが
とても楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。



◆個展のお知らせ◆

「あきやまただし展2018」、台風の影響も心配されましたが
無事終了しました。展示された絵は後日、ギャラリーページで
アップする予定です。どうもありがとうございました。


◆ギャラリーページ開設のお知らせ◆

2017年7月、沖縄県那覇市で開催された個展での
作品の一部をUPしました。よろしければご覧ください。
ギャラリー


◆あきやまただしプロフィール◆

1964年、東京に生まれる。東京芸術大学デザイン科を卒業。
「ふしぎなカーニバル」(講談社)で、第14回講談社絵本新人賞を受賞。
「はやくねてよ」(岩崎書店)で、1995年日本絵本賞にて大賞を受賞。
主な作品に「まめうしシリーズ」(PHP研究所)「へんしんシリーズ」(金の星社)
「たまごにいちゃんシリーズ」(すずき出版)などがある。
アニメ作品として2004年よりEテレ「おかあさんといっしょ」で
「パンツぱんくろう」、2010年より「はなかっぱ」を放送。
2015年、「いしをつんだおとこ」(ハッピーオウル社)で
第62回産経児童出版文化賞、美術賞を受賞。沖縄県在住。